2007年01月23日
2007年理科総合Aの問題分析
■理科総合Aの問題分析
第1問 太陽光発電システム
問1 電力の計算(計算)
kWh という単位に慣れていない受験生が多かったと思う。この単位について知らなかった場合、kW × h(時間)と組み合わさった単位であることから、1kWで1時間発電したときのエネルギーであることが推測できたかどうかがポイント。
問2 グラフ読解(資料読解)
kWhの単位の意味を、この問いから逆に特定することができる。
問3 水の電気分解(知識&理解)
問4 燃料電池(知識)
問5 太陽光発電(知識)
第2問 有機物
問1 化学反応式の係数決定(理解)
未知数をおく必要があるので、問題の難易度はやや難。
問2 生物資源(知識)
問3 有機物中の炭素量の測定法(知識&理解)
問4 炭素量の計算(計算)
問5 バイオマスエネルギー(知識)
第3問 物体の運動
問1 グラフ選択(知識&理解)
問2 エネルギー保存則(理解)
問3 摩擦面を滑った距離(計算)
問4 出発点の高さ(資料読解&計算)
問5 軌道の形(資料読解&図の選択)
この問いは、難易度が高かったと思う。
第4問 水溶液の識別
問1 識別できる水溶液(資料読解)
問2 電気分解(知識&理解)
問3 イオン反応式(理解)
問4 水溶液の識別(資料読解&知識)
問5 検出反応(知識)
第5問 電化製品
A 炭素消費
問1 発電(知識)
問2 炭素排出削減量(資料読解&計算)
問3 温室効果(知識)
B 素材
問4 金属製品(知識)
大問の中で、資料が与えられて、その資料に基づいて答えるという出題形式は、昨年と同じだった。ただ、資料読解だけで解ける問題が、昨年よりも減り、資料を読み取るために、物理・化学的な知識が必要とされる傾向が強まった。
kWh(キロワット時)という単位は、物理ではほとんど使わない単位だが、発電量などを表すときには使われていて、理科総合Aの教科書ではこの単位に触れている。このようなテーマは、盲点になりやすいため、今後、注意が必要だと感じた。
ただ、問題文中からある程度、単位の意味を推測できるようになっているところも、理科総合Aの特徴であることを再確認した。









